2023.03.15
和室に適した天井 どんな種類の天井があるの?
和室は、家の中でも特に落ち着いて過ごせる場所の一つです。
そんな和室の雰囲気を変えてくれるのは、天井です。
この記事では、和室にぴったりな天井の種類を紹介していきます。
和室の天井の種類!いくつご存じでしょうか?
和室の天井は、高さ・構造の違いによって与えてくれる印象が異なります。
高さを重視して開放感を取るのもいいですし、あえて低くすることで落ち着いた空間を演出するのもまた良いものです。
選ぶ構造によって、その部屋の表情は劇的に変わります。
どんな天井にするかで、理想の空間を演出できるかどうかが決まると言えるでしょう。
和室の天井の種類
和室の天井は、大きく分けて次の4種類があります。
・格天井
・竿縁天井
・目透し天井
・船底天井
それぞれの特徴を見ていきましょう。
格天井
格天井とは、格間で形成されている天井を言います。
高級な天井の様式であり、古くから格式高い日本家屋やお城などに使用されてきました。
正方形,または八角形の区画を、木材、石組み、漆喰で分割します。
それぞれの区分を格間といい、その縁は格縁と呼ばれます。
竿縁天井
竿縁天井は、平行に並べた天井板を、竿縁という細長い木材で支える形をとった天井です。
こちらも古くから和室に使用されてきたもので、最も一般的な構造です。
目透し天井
目透し天井は、「底目張り」という方法で、天井板を張ることにより形成される天井です。
天井板同士を継ぎ合わせるわけではなく、継ぎ目を透かすように天板を張るのです。
その透かした部分の底に目地板と呼ばれる細い板を張ることから、底目張りという名前が付けられました。
船底天井
中央部分が両端より高くなっている、勾配がある天井です。
この天井には、部屋を広く見せる効果が期待され、天窓等を伴って設置されることも多いです。
名前の由来は舟を逆さまにした形に似ているからであり、船底天井の中でもその勾配が急なものを「屋形天井」と呼ぶこともあります。
理想の和室を設けましょう
この記事では、一般的な4種類の天井を紹介しました。
実際は、和室の天井に用いられる天井は他にも数多あります。
天井についてお悩みの方は、ぜひアップルホームにご相談ください。
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