2023.05.22
土壌汚染された土地を避けよう!購入前にどうやって調べることができる?
土地や建物の購入にあたって、できれば土壌汚染を受けた土地は避けたいものです。
家の建築後に気づいてもどうしようもないため、土地を購入する前に土壌汚染がないか確認することをお勧めします。
この記事では、土地の土壌汚染の調べ方を紹介いたします。
土地の購入前には土壌汚染についても確認を
土壌汚染は目で見ることはできません。
かつて工場用地等として利用されていた土地は、特に注意が必要です。
特に、工場やガソリンスタンドといった有害物質を取り扱う場所であった場合には土壌汚染の可能性があります。
業種にもよりますが、製造業でも化学物質をよく使う場合があり、土の中に有害物質が残っていることがあります。
その土地に住み、井戸水を飲んだり、土いじりをした際に土が口の中に入ったりすることで健康被害が出る可能性は十分にあり得ます。
実際にその土地に住み始めた後に健康被害が出てしまっては手遅れですよね。
後悔しないためにも、土地の「購入前に」その土地の履歴や現況をチェックするようにしましょう。
土壌汚染の可能性を調べるなら登記所へ!
土地が今までにどのような用途に供されてきたか、また、現在の土地の問題点などは、過去の不動産登記簿を見れば明らかです。
不動産の登記簿は、全国の法務局や地方法務局などで誰でも閲覧できますが、調べたい地番を提示して、手数料を支払うことが必要です。
インターネット上で閲覧できる法務省の登記情報サービスもあるのでそちらを利用するのも手です。
全部事項証明書を申請すれば、過去の所有者や用途を確認することが出来ます。
土壌汚染に関する問題は専門家まで
専門用語が飛び交う不動産謄本を読み取るためには、不動産に精通している必要があると言えます。
気になる点があれば、専門家に一度相談してみることをおすすめします。
ただし登記所では、過去にどんな用地であったか、また、土壌汚染の可能性があるかどうかを調べられるに過ぎません。
そのため、現在実際に土壌汚染があるかどうかは地質調査を実施する必要があります。
専門的な知識を要する土地の地質調査を行うためには、住宅建築のプロに相談しましょう。
まとめ
登記所で全部事項証明書の不動産登記簿を確認すると、その土地が過去にどんな用途に供されていたかわかります。
工場用地や製造業、またはガソリンスタンド等、有害物質を扱う可能性のある土地は特に注意が必要です。
土壌汚染されている可能性が少しでもあれば、避けるのことも一つの手でしょう。
不動産登記簿から正確に情報を得るためには、住宅建築のプロに相談してみましょう。
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