2023.07.15
「平屋」は人気上昇中!?そのメリットと注意点について紹介します!
近年、「平屋住宅」がトレンドになりつつあります。
一時は、土地を有効活用でき、より多くの部屋を設けることが出来る2階建ての家が、都市部を中心に人気を博していました。
では、なぜ平屋の需要が高まってきているのでしょうか?
この記事では平屋の魅力と、平屋を建てるにあたって注意すべきポイントについて紹介していきます。
平屋の魅力とは?
階段のない平屋は「ワンフロア」での生活が可能で、家事動線が非常にシンプルなものになります。
家事などで手を動かしながらでも子供を見守ることが出来るため、子育て世代にも平屋の人気は上昇中です。
また、将来のことまで考慮に入れると、平屋のメリットはさらに広がります。
2階建て住宅において、多くの場合、子供部屋は2階に設けられます。
しかし、子供が巣立った後は空き部屋になってしまいますし、人はどうしても年を重ねるにつれて階段での移動が大変になるものです。
2階を使う機会も減ってくることが容易に予想されますよね。
しかし、平屋であれば階段を使うことはありません。
また、子供部屋が不要になったとしても、収納、家事、趣味用のスペースとして有効活用できます。
将来的な予測を踏まえても、平屋にすることは確かに魅力的です。
平屋を建てるにあたっては何に注意すべき?
以上のようなメリットがある平屋ですが、もちろんデメリットもあります。
そのため、建てる際には十分に注意するようにしましょう。
以下で、その注意点を一緒に見ていきましょう。
通風・採光
高い建物ではないため、周囲の環境次第では採光が困難になる場合もあります。
また、構造上ワンフロアに部屋がいくつもあるという形状をしていることから、中心部分ではどうしても採光、通風が難しくなる傾向にあります。
このような問題点を解決するためには、天窓や中庭を設置することがおすすめです。
防犯面で注意が必要
すべての部屋が1階に集結している平屋の場合、どうしても外部から見られやすくなり、生活状況が簡単に把握されてしまうかもしれません。
そのため、リビングはできるだけ道路から遠いスペースに設け、家の周りを塀で囲む等の対策を施しましょう。
また、防犯カメラや人感センサー付きライトの設置、防犯砂利の活用といった防犯対策は必須と言えます。
水害には大いに警戒すべき
水害が発生した場合、2階建ての家であれば、たとえ1階部分が浸水しても2階に避難することができます。
しかし平屋では、浸水が起こると家の中での逃げ場を失ってしまいます。
平屋を建てる際はハザードマップを前もって確認し、家から最も近い避難所の位置等も把握しておきましょう。
水回りは寝室から離すべき?
就寝中に誰かがお風呂場や洗面所を使うと、音が気になって起きてしまうことも考えられます。
水回りは、できるだけ寝室から離して設計するようにしましょう。
まとめ
平屋にはメリットもあれば、デメリットもあります。
家の建築後に後悔したくないからこそ、デメリットについて万全な対策を施したいものです。
住宅のプロに相談し、安心して暮らせる家づくりを進めていきましょう。
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