2024.04.27
頭金なしの住宅ローンにはどんな危険がある?
近年、頭金なしでマイホームが買える住宅ローンが増加傾向にあります。
家賃を支払いながら頭金も用意するのは非常に大変ですので、頭金なしの住宅ローンは魅力的に映ることでしょう。
しかし、頭金なしの住宅ローンには、注意点もあります。
この記事では、頭金なしでの住宅ローンの罠について解説します。
頭金なしの住宅ローンにはどんなものがある?
住宅ローンを組む際、頭金は住宅価格の2割程度に設定されることが一般的です。
ただ、最近では頭金なしでもマイホームを購入できる住宅ローンが増えてきています。
例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」の場合、物件価格を全額借り入れることが可能です。
その上、価格や金利の上昇可能性を考慮すると、頭金を払うことなく即座に購入できるのは魅力的に映るものです。
しかし、住宅ローンはその全額が「借金」であることを意識しておきましょう。
頭金なしの住宅ローンの罠とは?
住宅ローンで頭金を払わなくてよいものは、当たり前ですが借金額が多くなります。
そのため、毎月の返済額が大きくなり、生活が圧迫される可能性もあります。
もしローンの返済が不可能だと感じたら住宅を売却すればいいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、中古物件は良くて新築物件の8割程度の価格でしか売れないことがほとんどです。
つまり、次の住まいに引っ越したあともローンが残ってしまう状況に陥るかもしれません。
身の丈に合った価格の住宅を購入する準備を適切に行うことが重要です。
困ったら専門家に相談を
頭金なしの住宅ローンでマイホームを購入する場合、上記のように、借金だけが増えていき生活がひっ迫してしまう可能性もあります。
理想としては、住宅価格の2割程度の頭金を準備できるのが望ましいと言えるでしょう。
これらを踏まえた上で頭金なしの住宅ローンを検討されているのであれば、住宅の専門家に一度相談してみることをおすすめします。
まとめ
頭金なしの住宅ローンには、返済額が大きくなり生活が圧迫されるリスクがあることに注意しなければなりません。
頭金の準備は大変ですが、身の丈にあった住宅の購入を検討しましょう。
心も体も健康な暮らしを実現する家づくりは“アップルホームの健康住宅「WELL+(ウェルプラス)」”におまかせください。