2024.06.01
2階にお風呂を設置するメリット・デメリットは?
1戸建て住宅であれば、多くの場合、お風呂は1階に作られます。
しかし、お風呂は2階にも設置することができます。
今回は、お風呂を2階につくることのメリットとデメリットを紹介します。
2階にお風呂を作るメリットとは?
・1階のスペースが広くなる
例えば、リビングダイニングやキッチンをより広くしたいけれどスペース上の制約がありどうしても難しい場合、お風呂を2階に設置することで要望通りの間取りが実現できるかもしれません。
もちろん、その分2階のスペースは狭くなりますが、このような方法があることを知っておくことは重要です。
・洗濯動線が良くなる
お風呂を2階に設置するとなると、脱衣所や洗面室なども2階に設置する場合が多いです。
2階に洗濯機を置くことで、洗濯物からベランダまでの動線が短縮でき、すぐに干すことができます。
・窓を開けておける
また、お風呂は湿気がたまりやすい場所なので、カビが生えないようにお風呂の窓を開けておきたいという方も多いことでしょう。
2階のお風呂であれば、窓を開けっ放しにしても安心です。
近隣環境にもよりますが、窓を開けたままの入浴も可能かもしれません。
2階にお風呂を作る際の注意点
2階にお風呂をつくることは、注意すべき点もあります。
・水漏れについて
お風呂では大量の水を流します。
そのため、2階のお風呂から水漏れしてしまった場合、1階にも影響があります。
リビングの上にお風呂があるのであれば、水漏れによりリビングまで水浸しになる可能性もあるのです。
そのため、防水対策や排水の設計を適切に行わなければなりません。
・音について
お風呂の水音が下階に響いてしまうこともあるので、設計に当たっては十分に注意する必要があります。
お風呂の下に寝室がある場合は、家族の誰かがお風呂に入る音が気になる可能性があります。
・老後の生活について
将来2階のお風呂へ行くのが大変になってしまうというデメリットも挙げられます。
将来的には1階だけで生活を完結できる間取りにした方が、身体的な負担を軽減できるでしょう。
・シャワーの水圧について
2階にお風呂を設置する場合、1階よりシャワーの水圧が低くなってしまうかもしれません。
まとめ
今回は、2階にお風呂を設置することのメリット・デメリットをご紹介しました。
住宅の「一般的な間取り」には、必ずしも従う必要はなく、注文住宅であればそのご家庭の需要や事情に応じてカスタマイズすることができます。
その場合、専門的な知識が必要になることが想定されます。
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