2023.08.01
リビング学習のメリットとは?子どもの勉強スペースついて考えよう
子どもの生活空間は成長に応じて変わる!
家づくりの際は、「子どもが生活する空間」についてもしっかりと考える必要があります。
子どもは成長に応じて生活スタイルが変わっていくので、必要となってくる間取りや機能面で対応させていかなければなりません。
つまり、子供が成長するにつれて、間取りを設計し直していくことが重要なのです。
例えば子どもが学校に通い始める年齢になったら、勉強するスペースについて考える必要が出てきます。
昔は子ども部屋で勉強するものというイメージがありましたが、近年ではデジタル機器も普及しており、リビングで勉強するご家庭も多くなっています。
このように勉強空間が変わってきていることは、家づくりにも大きな影響を与えています。
リビング学習が主流に
近年ではリビングで勉強する家庭が増加傾向にあり、親子で一緒に勉強するという声もよく耳にします。
「東大出身者はリビング学習が多い」とテレビなどでは言われており、リビング学習は学力アップに良いとされています。
しかし、勉強部屋で一人でする学習とリビング学習にはどのような違いがあるのでしょうか?
リビング学習のメリット
子供が個室で一人で勉強する場合、一般的には子ども部屋で勉強するケースがほとんどです。
しかし、子ども部屋には集中を妨げるようなものがたくさんあり、気が付いたらゲームをしていたなんてことも。
リビングで勉強するのであれば、家族から見られていることから適度な緊張感が生まれ、しかも誘惑が少ない環境で勉強に向かうことができます。
また、わからないことは親にすぐ質問できます。
親も子供の勉強の進捗度を把握することができ、安心です。
リビング学習のデメリット
家族全員が使うリビングでは、他の家族によって勉強が妨げられる可能性があります。
誰かがテレビを見て笑っていたりすると、そちらが気になって集中できないこともあるかもしれません。
また、リビングを勉強スペースとする場合には、学校のプリント、文房具などをきちんと整理しておける場所を確保しておきましょう。
片づける場所を決めておかなければ、大事なプリントを紛失することや、リビングが散らかりやすくなる可能性が高くなります。
家族の生活スタイルに適した家づくりを!
子どもの勉強場所に応じて、どんな間取りが望ましいかは変わってきます。
また、子どもだけなく、他の家族の生活スタイルや将来の予測を反映して家づくりを行うと、より長い間、快適な住環境が実現できるでしょう。
とはいえ、子どもがどのように成長していくかは予測できないことも多いため、間取りに関しては、柔軟に対応できるような選択肢を設けておくと良いでしょう。
せっかく学習机を買ったのにリビングで勉強するから使わなかった、といった無駄な出費を避けるためにも、ご家族での話し合いを大切にして家づくりを進めていきましょう。
そして、家づくりの際は、信頼できる住宅の専門家に相談してみることをおすすめします。
プロの目線で、それぞれの生活スタイルや希望に合った間取りを提案してもらえますよ。
住宅に関するご質問等がございましたら、ぜひアップルホームまでご相談ください。
心も体も健康な暮らしを実現する家づくりは“アップルホームの健康住宅「WELL+(ウェルプラス)」”におまかせください。