2023.09.22
フェンスの材質選びと施工の注意点!理想の庭を造ろう!
どのような家にフェンスが必要?
土地探しの段階で、外からの視線が気になってしまいそうな土地を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
例えば、人通りの多い道路に面していたり、隣家と距離が近かったり。
そのような場合、設計段階においてフェンスの施工を検討する必要があるかもしれません。
フェンスは家を囲んでくれるというだけではなく、外からの視線を遮断してプライバシーの確保された快適な空間を実現してくれるという役割もあります。
しかし十分な配慮なしに施工してしまうと、眺望を損ねてしまったり、その土地が狭く感じてしまったりする可能性もあります。
そこでこの記事では、フェンス施工の考え方と材質を紹介いたします。
「目隠しフェンス」と「境界フェンス」とは?
フェンスを設置する目的は、大きく分けて「目隠しのため」と「隣地との境界を主張するため」の2つがあります。
目隠しを目的とする場合、フェンスが高ければ高いほど外からの視線は遮断されます。しかし、外から見えないということは、内側からも外が見えず景観が損なわれてしまうことになります。それにより、圧迫感を感じてしまう等の理由であとから後悔することもあるので、施工にあたっては注意が必要です。
隣地との境界を主張する目的の場合にも、高いフェンスの設置には注意が必要です。特に狭小地の場合は庭に割くことができる面積が少ないため、景観を作る手段として隣地や周囲の景観を利用して眺望を完成させる方法(借景)がありますが、高いフェンスを設置してしまうと借景は不可能です。業者選びの際は、お施主様のイメージ通りの庭を実現してくれるような業者を選ぶようにしましょう。
木製フェンス
木製フェンスは自然と調和するような材質を求められる場合におすすめで、イングリッシュガーデンのような庭づくりに適しています。材質は主にハードウッドが用いられます。雨風に曝されることを考慮して、材質を選ぶ際は腐りにくく劣化しにくいものを選びましょう。設置後に放置してしまうと劣化が進んで残念な見た目になってしまうこともあるので、適切なメンテナンスが必要です。
樹脂性フェンス
木製フェンスと違い、樹脂製フェンスは腐ったり劣化したりすることはありません。主に木の質感に似せたデザインであり、植栽にもぴったりです。
アルミ製フェンス
アルミと聞くと、シルバーのまさに金属という材質を思い浮かべるかもしれません。しかし近年では、木を模したデザインなど、冷たいイメージを与えない製品がたくさんあります。また、加工しやすいのも特徴で、隙間の開いているルーバー型など、多様なタイプから選択することができます。
イメージ通りのフェンスを選ぼう!
フェンスは外観を作るための重要な要素です。プライバシーの確保、防犯性といった機能面でも私たちの生活を助けてくれます。
選ぶフェンスの種類によって、庭の雰囲気はがらっと変わります。自分たちの思い描く理想の庭を実現できるように、信頼できる外構業者に依頼しましょう。
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