2023.12.15
節電できる家づくり!パッシブデザインを取り入れよう!
現在の住宅のトレンドとして、スマートハウス、ZEHといった省エネ住宅が注目を集めています。
しかし、これらのような大規模な設備でなくても、パッシブデザインの導入によって省エネルギーの実現は可能です。
この記事では、そもそもパッシブデザインとは何か、また、採光で省エネを実現するための考え方を紹介していきます。
パッシブデザインって何?
パッシブデザインとは、建物を建築する際、建物の周囲の自然や環境が持つエネルギー(日射・気温・風・雨水・地熱など)を有効活用するような設計を行うことを言います。
これにより、建物のエネルギー消費をできる限り抑制し、快適な生活環境や室内気温を実現することができるのです。
つまり、自然由来のエネルギーを最大限活用して、省エネ効果を発揮させようという考え方です。
一方、アクティブデザインという言葉もあり、これは最先端の断熱設備や空調システムを用いて住宅の設計を行う手法を指します。
高性能な設備の導入により、家の内と外を区分し、省エネを実現させてくれるのです。
採光で省エネを実現する方法とは?
では、パッシブデザインとは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
その一つとして、太陽光を多く取り入れることによって省エネを実現させる方法があります。
昼間は電気をつける必要のない環境になり、昼間の電気代を節約することができるのです。
とはいえ、採光は南向きじゃなければ難しいのではといったイメージがあることでしょう。
しかし、どんな土地であっても採光計画は適切に立てられるのです。
例えば採光が難しい土地の場合、家に吹き抜けを設けることで解決できます。
吹き抜けを設けることで天窓や高窓の設置が可能となり、周囲に高い建物がある場合でも窓からの採光を実現できるのです。
採光だけでなく、高い位置に窓があることから空気のめぐりも良くなり、効率的に換気もできるでしょう。
また、部屋の用途に応じた採光計画を立てることも大切です。
例えば、昼間に使わない寝室などは南向きに作る必要はありません。
一方で、お子さんの勉強部屋などの明るさが必要になりそうな部屋は、日当たり良好な場所にすることで昼間の節電につながる可能性があります。
各部屋に適した採光計画を練り、間取りを決定していきましょう。
まとめ
パッシブデザインの考え方を取り入れ、自然からくるエネルギーを上手く家の中に取りこんでいきましょう。
しかし、パッシブデザインや採光計画には専門知識が必要です。
パッシブデザイン等を含む家づくりについてお悩みの方は、住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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