2024.02.08
メリットがたくさん!FIX窓(はめ殺し窓)ってどんな窓?
家の中に光や風を取り込むには、窓が必要です。
窓は多種多様ですが、今回はFIX窓(はめ殺し窓)に焦点を当てていきます。
FIX窓をご存知の方もいらっしゃれば、「FIX窓って何?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、FIX窓とは何か、またそのメリット・デメリットについて紹介していきます。
FIX窓(はめ殺し窓)って何?
fixとは、英語で「動かないようにする」「固定する」という意味です。
つまり、開閉できない窓のことをFIX窓といいます。
そのため、FIX窓には空気の通り道としての機能はありません。
これだけ聞くと不便に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その分、メリットもたくさんあります。
FIX窓のメリットは?
FIX窓のメリットは、一般的な窓では実現が困難となるような大きな窓の取り付けが可能なことです。
窓をしっかり固定できるため、取り付けることのできる窓が大きくなるのです。
開閉できる窓の場合は、大きく作りすぎると人の転落や物の落下の危険性があります。
また、開閉できないことで、気密性が高くなり家の冷暖房効率も良くなりますし、窓の鍵をかけ忘れるといった防犯上のリスクも軽減できます。
さらに、デザイン性に富んだ形状にすることができ、細長いスリット窓や丸窓といった窓を好みに応じて設置できます。
FIX窓のデメリットは?
FIX窓の最大のデメリットは、風通しが得られない点です。
積極的に換気をしたい浴室や洗面脱衣室には不向きです。
他に風を取り込むことができる窓がある部屋や、開閉しない上部に窓をつける場合には、FIX窓がぴったりでしょう。
また、FIX窓のメリットの一つとして大きな窓を取り付けられることを挙げましたが、大きな窓は熱を逃しやすいため、断熱性が劣ってしまう可能性もあります。
これは二重サッシやペアガラス等の高い断熱性能を誇る窓を設置することで解決可能です。
さらに、FIX窓は窓を開けて掃除することができないのもデメリットです。
高所に取り付けた窓の外側が汚れてしまった場合などは、業者などに依頼して清掃する必要があります。
まとめ
FIX窓は、通常より大きな窓にできたり、豊富なデザインを実現できるのがメリットです。
他の家にはないような窓を取り付けられるでしょう。
しかし、開閉できないことによるデメリットもきちんと把握しておく必要があります。
FIX窓の導入を検討されている方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてください。
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