せっかくのマイホームを建てるにあたって、テラスが欲しいと考えている方もいらっしゃることでしょう。

リビングとつながげて空間を広げる、天気の良い日にバーベキューをする、子どもたちが遊び場として使う。

その用途は多岐にわたり、ご家族の楽しみが増えることでしょう。

テラスのデザインとしては、木製のウッドデッキかタイル張りのタイルデッキがよく見られます。

しかし近年、コンクリート打ちっぱなしのコンクリートテラスもだんだん増えてきています。

使う素材によって雰囲気や過ごし方が大きく変わるので、素材の選び方も重要です。

この記事では、コンクリートテラスのメリット・デメリットを紹介します。

コンクリートテラスのメリットは？

コンクリートテラスは、ウッドデッキ、タイルデッキなどに比べてコストを抑えることができます。

また、コンクリートの耐久性の高さもメリットの一つです。

木製のウッドデッキは雨風による腐食のリスクがあり、定期的な補修、ペンキの塗り直しといったメンテナンスが不可欠です。

その点、コンクリートタイルはメンテナンスは基本的に不要で、汚れを見つけたら水を直接流してゴシゴシ洗うだけで綺麗になります。

清掃やお手入れにかかる手間も省けるのは良いですよね。

コンクリートテラスのデメリットは？

高い耐久性を誇り、掃除も楽なコンクリートですが、もちろんデメリットもあります。

最大のデメリットと言えるのは、太陽光の照り返しが強いことです。

冬場はそれほど気にならないかもしれませんが、夏場は太陽光を浴び、かなり高温になります。

その熱はテラスだけにとどまらず、室内の温度を上げてしまう可能性もあります。

コンクリートが太陽光を浴びないようにすることで温度の上昇をある程度抑制できるため、テラス屋根やサンシェード等で対策を施しましょう。

また、コンクリートの弱点は乾燥や温度変化です。

凍害などによるひび割れのリスクがあることも知っておきましょう。

お住まいのエリアがコンクリートの利用に適していないこともあるので、住宅会社などに相談した上で導入を検討しましょう。

まとめ

今回は、コンクリートテラスのメリット・デメリットを紹介しました。

コンクリートテラスは設置コストが安く済み、掃除が楽なことがメリットです。

照り返し等が問題になりがちですが、テラス屋根などで対策可能です。

コンクリートテラスを含む家づくりについてお悩みがございましたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてください。

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