2024.03.22
通年でグリーンカーテンを楽しむ方法!冬に枯れない品種を紹介します!
昔と比べて近年は夏が非常に暑く、日差しも強くなっています。
そこでおすすめなのが、グリーンカーテンの設置です。
ある実験結果では、グリーンカーテンにより10度近くも室温が下がることが示されているという説もあります。
暑い夏にはピッタリの対策で、夏場の電気代の節約にもつながります。
しかし、それでは冬の間はグリーンカーテンはどうなるのか気になるという方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、グリーンカーテンに使う植物のうち、冬に枯れるものと枯れないものについて紹介していきます。
一年草は冬に枯れる
グリーンカーテンにはよくツル科の植物が使われますが、その中でも実がなるゴーヤやヘチマは特に人気があります。
ゴーヤには収穫して食べる楽しみが、ヘチマにはヘチマスポンジやヘチマ水を取るという楽しみがあり、その活用方法は様々です。
しかし、ゴーヤやヘチマは一年草なので、冬には枯れてしまいます。
そして枯れたグリーンカーテンを撤去しなければならないという手間が発生します。
ただ、夏場はグリーンカーテンで暑い日差しを遮り、冬はグリーンカーテンを撤去して日差しを取り込むことで部屋を暖かくすることもできるため、あえて一年草にするのも良い選択と言えます。
多年草であれば冬でも枯れない
一年中グリーンカーテンを楽しみたい方は、多年草の植物を選ぶのがおすすめです。
多年草の植物には、トケイソウ、カロライナジャスミン、クレマチス、スイカズラ等があります。
どれも花を咲かせるので、こちらもグリーンカーテンとしての活用だけでなく、花を楽しむこともできます。
ちなみに、春に黄色い花を咲かせるカロライナジャスミンは、香りが似ていることから「ジャスミン」という名が付けられていますが、お茶に使うジャスミンとは違う植物であり、毒性があるため注意が必要です。
また、クレマチスは夏に花を咲かせる植物で紫や白など複数の色があるため、ミックスさせてもかわいいですよ。
これらの植物は品種によっては寒さに弱い植物もあります。
越冬させて冬も楽しみたい場合は寒さに強い品種を選びましょう。
まとめ
グリーンカーテンは夏の暑さを和らげてくれる優れものです。
せっかく設けるので冬も枯れない植物を使いたいという方は、上記の種類を試してみてください。
いつでも設置可能なグリーンカーテンですが、どうせなら新築のときに計画するのがベストです。
導入には専門的知識が必要な場合もありますので、お悩みの方は住宅のプロに相談してみてください。
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