2024.12.08
人気のスケルトン階段。おしゃれさを損なわない安全対策を考えよう
近年人気が高まっているスケルトン階段は、シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的です。
スケルトン階段にすることで開放感が生まれ、おしゃれな雰囲気になりますが、設置の際は安全面で注意する必要があります。
なぜなら、段と段の隙間が開いているため、足を踏み外しやすかったり、物が落ちやすいというリスクがあるためです。
また、階段を下りる際に高さの感覚がつかみにくく、特に小さなお子様や高齢のご家族がいる家庭では、転倒や落下防止のための工夫が必須です。
そこで今回は、スケルトン階段を取り入れる際にできる安全対策と、デザイン性を損なわずに安全を確保するアイデアををご紹介します。
スケルトン階段の安全対策の具体例
スケルトン階段を設置する際に考えたい安全対策の例を3つご紹介します。
・踏み板の奥行きと幅に余裕を持たせる
転倒防止のため、足をしっかりと乗せられるよう、踏み板の幅と奥行きに余裕を持たせましょう。
標準的な階段の奥行きは25〜30cmですが、さらに奥行きを持たせることで踏み外す心配が少なくなります。
また、幅は60cm以上を確保すれば足元の安定感が増し、安全に利用できます。
・階段の隙間を減らす
階段に隙間があると物が落ちやすくなります。
また、特に小さいお子様は隙間に足を入れる危険性があるため、階段の隙間を減らすなどの安全対策が必要です。
階段下にクリアパネルや透明なガラスを追加することで、開放感のある見た目を維持しながら安全性を高めることができます。
大人にとっても階段利用時の心理的な不安を軽減できるでしょう。
・しっかりした構造の手すりを設置する
しっかりとした丈夫な手すりを設置することも、重要な安全対策です。
手すりは握りやすい高さに設置し、掴みやすい丸みを帯びた形状が好ましいです。
また、透明ガラスや木材を組み合わせて二重手すりにすれば、子供も大人も使いやすい安全な階段になりますよ。
デザイン性も重視した安全対策例
スケルトン階段の魅力は、なんといってもその見た目のデザイン性の高さです。
安全対策を徹底したことでこのデザイン性が損なわれてしまうのはもったいないですよね。
ここではデザイン性も重視した安全対策をご紹介します。
・滑り止め加工をした素材を使う
踏み板を滑りにくい素材にしたり滑りにくいような加工をしたりすることでも、安全性は高まります。
例えば表面に滑り止めシートを貼ることや滑り止め加工をすることも効果的です。
少しの工夫で安全性を高めることができ、見た目のおしゃれさも維持できますよ。
・間接照明で足元を照らす
階段の足元に間接照明を設置するのもおすすめです。
夜間でも安全に上り下りができるなど、視認性が高まります。
設置する際は、階段の端に沿ってLEDを設置すると段差が見えやすくなります。
間接照明は見た目のアクセントにもなり、空間に温かみも加わっておしゃれさも増すでしょう。
・ガラス手すりで安全性・デザイン性を確保する
透明なガラスの手すりを組み合わせることで、安全性を確保しつつデザイン性も維持できます。
光を通すガラスは、周りの照明とも馴染みやすいので、昼夜問わず美しい空間になりますよ。
まとめ
スケルトン階段は、その見た目のおしゃれさが魅力ですが、しっかりと安全対策をする必要があります。
家族全員が、時間帯を問わず安全に使えるような工夫をしましょう。
その見た目のおしゃれさを維持しながらできる工夫もたくさんあるので、設置の際は安全性とデザイン性をバランスよく取り入れましょう。
安全なスケルトン階段を設置したいと思われた方は、ぜひ注文住宅のプロに相談してみてくださいね。
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