2024.12.22
回遊動線をもっと快適に!どういう間取りがおすすめ?
「回遊動線」は、家の中を効率よく移動できる間取りとして、最近人気があります。
回遊動線は、行き止まりがなく、ぐるっと回ることができる設計が特徴です。
家族それぞれがスムーズに動け、家事効率を高めることができるのが大きなメリットです。
今回は、回遊動線を取り入れた間取りについて解説していきます。
回遊動線の魅力って?
回遊動線には、家の中の移動がスムーズで家事を無駄なくこなせるというメリットがあります。
例えば、キッチンからダイニング、リビング、洗面所などが一周できる動線でつながっていることで、行き止まりなく移動できるようになります。
キッチンでの家事をしながら洗面所で洗濯をするなど、家事をこなす時間や動きの効率化につながるでしょう。
家族全員がそれぞれ自由に動きやすくなるため、朝の忙しい時間帯などにストレスなく動けるのも良い点です。
また、回遊動線の間取りはパブリック空間とプライバシー空間を分けやすいというメリットもあります。
玄関から客間とLDKにつながる通路を分ければ、家族とお客様がすれ違いにくくなりプライバシーを守りやすくなります。
来客が多いご家庭におすすめの間取りと言えるでしょう。
回遊動線の間取りにおすすめの工夫
・視線が通り抜けるように意識した間取りにする
回遊動線を設計する際には、視線が抜けるような間取りを意識するとよいでしょう。
空間に一体感が生まれることで、室内の開放感を高めることができます。
例えば、キッチンから庭やリビングが見えるように配置すると、開放感があるだけでなく、家事をしながら家族の様子を見守ることも可能です。
・家事効率を重視してキッチンを配置する
キッチンは家の中でも家事をすることが多い場所です。
回遊動線を取り入れて家事効率を高めるなら、キッチンでの動線を意識しましょう。
例えば、キッチンから洗面所・洗濯室へすぐに行き来できるような配置することで、キッチンでの家事と並行して他の家事をする際も効率化できます。
キッチンの通路幅を広めに設定しておけば家族が自由に動きやすくなり、家族との交流をしながら家事ができる環境になるでしょう。
・動線上に収納スペースを設ける
動線上に収納スペースを取り入れると、さらに効率の良い回遊動線を作れます。
例えば、玄関付近にコートや靴を収納できるクローゼットを、キッチンには食品や調理器具を収納できるパントリーをといった工夫で、必要なものをすぐに取り出したり片づけたりすることが可能です。
また、洗面所やランドリースペースに近い収納には、洗剤やタオルなどの日用品をストックしておくことで、家事のたびに移動する手間が省け、より効率的に作業できるでしょう。
・壁面収納で空間をすっきりと見せる
回遊動線に壁面収納を取り入れることで、空間をすっきり見せることができます。
壁面に収納スペースを設けることで、物の置き場所に困らず、室内の動きが妨げられません。
特にキッチンやリビングに壁面収納があると、物の出し入れも効率よくできますよ。
・プライベート空間とパブリック空間を分ける
回遊動線の間取りでは、家族の共有スペースとプライベートな空間をうまく区切ることも大切です。
例えば、リビングやダイニングなどの共有空間に隣接しながらも、廊下や通路を介して寝室や子供部屋などのプライベートな部屋へアクセスできるようにすると、生活空間にメリハリが生まれます。
家族それぞれが安心して過ごせるプライベート空間を確保することができるでしょう。
まとめ
回遊動線を取り入れた間取りにすることで、家事動線を高めることや家の中で家族が動きやすいようにすることができます。
収納を作ったり、空間をうまく分けたりなど工夫をすることで、より快適な暮らしが送れるでしょう。
回遊動線の間取りを検討している方は、ぜひ注文住宅のプロに相談してみてくださいね。
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