2025.01.08
表札のルールと防犯対策!安心して暮らすためにはどうしたらよい?
表札は、その家に誰が住んでいるのかを示すものです。
しかし、賃貸住宅では表札を出さないことも多く、家づくりを進めていくうえで「表札って必要なの?」と思う方もいるかもしれません。
実際のところ、法律や規制での決まりがあるのでしょうか。
今回は、表札の必要性や、知っておきたい防犯対策について解説します。
表札は必要?法律や規制をチェック
・表札の設置は法律で義務付けられていない
日本では表札の設置は法律で義務付けられていません。
しかし、表札があると、郵便物や宅配便の受け取りがスムーズになるため、ほとんどの家庭で設置されています。
また、町内会や近隣住民の繋がりを重視する地域だと、コミュニケーションのために表札が役立つことも多いです。
・地域のガイドラインによっては規制がある
地域によっては、美観・景観維持のために表札の大きさやデザインがガイドラインによって規制されている場合もあります。
そのため、エリアによっては自由に表札のデザインを選べないことも。
家を建てる際には事前に地域のガイドラインを確認しておきましょう。
表札と防犯について
表札があると便利な反面、外部に自分たちの情報を伝えてしまうことになります。
防犯の面でリスクになることもあるため、注意が必要です。
・表札にフルネーム表記は注意
家族全員の名前やフルネームを表記すると、不審者に自分たちの情報を知られてしまうリスクが生じます。
家族構成が特定されてしまう危険性もあるため、表記は苗字だけにするのがおすすめです。
・女性の一人暮らしでの防犯対策
女性の一人暮らしであると周りに知られると、たとえ苗字だけを表記してもトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
家族名や架空の名前を記載するなど、自分の身を守る方法も検討しましょう。
例えば、一人暮らしであっても「〇〇家」と書かれた表札を設置したことで、余計な勧誘が減ったという事例もあるそうです。
このように、プライバシーを守る工夫は防犯対策にもつながります。
まとめ
表札は住まいの顔であり、情報を外部に発信するアイテムです。
そのため、防犯やプライバシーに配慮しつつ、デザインや利便性を考慮した選び方が大切です。
家づくりの段階で表札についてもプロに相談することで、地域のガイドラインや外観デザインとの調和を考えた表札選びができます。
外観デザインや表札に関してお悩みの方は、ぜひ家づくりのプロに相談してみてくださいね。
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