2024.11.01
玄関に湿気がたまらないようにするには?日常の湿気対策も紹介します
玄関は外気が入りやすい場所なので、家の中でも湿気がたまりやすい場所のひとつです。
雨の日や梅雨の季節は特に湿気がこもりやすくなります。
今回は、家づくりの段階でできる玄関の湿気対策についてご紹介します。
また、住み始めてからもできる対策もみていきましょう。
換気システムを取り入れる
・自然換気を取り入れる
湿気対策の基本は、空気の流れを確保することです。
玄関の換気を意識した設計をすることで、湿気のこもりを防ぐことができます。
例えば、小窓や換気口を設置すれば、自然換気を促すことができ、湿気も外へ逃がせます。
・換気扇を設置する
玄関の湿気が特に気になる場合は、換気扇の設置も効果的です。
窓のない玄関なら、換気扇を導入することで空気が循環され、湿気が排出されやすくなります。
湿度の高い時期や雨の日でも手軽に換気できるので、カビも発生しにくくなりますよ。
湿気対策ができる素材を採用する
・珪藻土や漆喰の壁材
珪藻土や漆喰などの自然素材には、調湿効果が期待できます。
これらの素材を玄関に採用することで、湿気がこもりにくい玄関になるでしょう。
反対に、乾燥していれば湿気を放出して適度な湿度を保ってくれるので、玄関をいつでも気持ちの良い空間にすることができます。
・機能性のある床材
消臭・吸湿機能のあるタイルやフローリングなどの床材を採用するのもおすすめです。
湿気でカビが発生することや、床が滑りやすくなるのを防止できます。
また、玄関は特に汚れやすい場所でもあります。
掃除しやすい床材を選べば、お手入れも簡単で、清潔な玄関を保ちやすくなるでしょう。
収納スペースに湿気がたまらない工夫を
・通気性を考慮した靴収納に
靴収納スペースは湿気が特にたまりやすいですよね。
靴を濡れたまま収納すると、カビや悪臭が発生します。
そのため、通気性を考慮した靴収納を考えなければなりません。
例えば、通気口付きの靴箱や扉に通気穴を設けるといった工夫が効果的です。
靴収納の中に吸湿剤を置くスペースを設けておくのもおすすめですよ。
・傘やレインコート専用の収納場所
雨の日に使った傘やレインコートを玄関に置くのも、湿気がこもりやすくなる原因の1つです。
傘やレインコート専用の収納スペースを設置することで、玄関全体に湿気が広がるのを防げます。
その収納スペースに吸湿シートを置いておくと、より効果的ですよ。
湿気対策ができるアイテムを活用しよう
・吸湿シートや湿気取りアイテム
家づくりの工夫だけでなく、湿気対策のアイテムも日常的に活用するとよいでしょう。
吸湿シートや湿気取りアイテムは湿気をしっかりと吸収してくれるので、玄関に湿気がたまりにくくなります。
ホームセンターや通販などで購入できるので、一番手軽にできる湿気対策と言えます。
・玄関マット
吸水性の高い玄関マットを置くのもおすすめです。
雨の日の水分も吸収してくれるので、玄関が湿気にくくなります。
定期的に洗濯できるマットなら、いつでも清潔な状態を保てるでしょう。
日々の掃除やお手入れも大切
家づくりの際にいくら対策をしても、玄関内の清掃を怠ると、湿気が溜まりカビや匂いの原因となります。
玄関ドアや靴収納内は湿気が溜まりやすいので、定期的に開放して乾燥させましょう。
また、靴や傘の使用後は、しっかりと乾燥させてから収納することも大切です。
濡れたままの靴や傘を玄関に置くことは、何よりも湿気が溜まる原因となります。
乾燥用のラックなどを設置して、湿気がこもりにくくなるように工夫しましょう。
まとめ
玄関の湿気対策は、家づくりの段階から考えておくことがおすすめです。
自然換気や換気扇の設置、湿気を調整してくれる素材を取り入れるなど、快適に過ごせる玄関をつくりましょう。
玄関だけでなく、住宅の湿気対策についても、ぜひ家づくりのプロに相談してみましょう。
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